ごあいさつ

 

映像・造形作家相内啓司の多岐にわたる活動を記録した全集『い（ま）え　in betweenー存在とイマージュの境域ー』（DVD+BOOK）の出版記念の会＋新作映像・アニメーション『REM れむ waves in the dreams』（アニマテック版）の試写会を京都で開催します。（併せて過去の2〜3作品を上映。上映後の作家トークもあります）

 DVDは2枚組でビデオアート11作品、アートアニメーション10作品、計21作品を収録しています。同梱されるBOOKには映像作品、インスタレーション、オブジェ、舞台美術、絵画、童話などの記録に加え、哲学者小林康夫との対談、コンセプチュアルアーティスト・映像作家の飯村隆彦へのインタビュー、映画監督・映像批評家の波多野哲朗、ヴィデオアーティストの河合政之、ヴィデオアートセンター東京代表の瀧健太郎の書き下ろしレビューを収録しています。相内啓司をめぐる様々な角度からの映像論はそれぞれが批評性をもって輝きを放ち、小冊子ながらも珠玉の一冊といえる仕上がりになっています。

＊京都会場では京都精華大学退官記念を兼ねたささやかなパーティーを催します。

皆様のご来場、ご高覧をお待ちしています。

 

◉東京会場での出版記念＋試写会中止のおしらせ

コロナウィルス感染拡大の兆候が見られる中参加申し込みをいただいた多くの皆様に感謝申し上げます。東京では会場へのアクセスに長時間混雑した交通機関を利用せざるを得ないため、感染のリスクが大きいことが予測されます。不測の事態を避けるため２年間かけて用意してきたイベントですが中止することにしました。皆様には大変ご迷惑をおかけしますが改めて新作上映会などの機会を検討し、お知らせいたしたいと思います。

　なお、京都会場については開催を前提に今しばらく状況を見て行きたいと思います。

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（-273℃ artimage institute/-273℃ 映像芸術研究所・相内啓司）